うさりく先生の陸上教室

 

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フィールド競技で3回無効試技でも6回の試技ができるとき

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フィールド競技(走高跳棒高跳を除く)では、3回試技を行った後、上位8位までの選手が後3回試技を行える競技会があります。そのような競技会で最初の3回の試技が全て無効試技(ファール)でも後3回試技が行えることがあります。

 

  

 

ある競技会での投てき競技、ある選手かなり好調なようで自己記録を大幅に上回る試技が続きましたが、残念ながら3回の試技全てが無効試技(ファール)でした。

投てき競技での無効試技(ファール)の多くは、試技が行えるエリアの外に試技中に出てしまうというものです。よくあるのは投げた後、勢い余って投てき方向に足をエリア外に踏み出してしまうことです。

詳細はここでは省略しますが、エリアから出る位置によって無効試技となることもあります。不慣れな選手に多い無効試技です。

この競技会でのフィールド競技(走高跳棒高跳を除く)では3回試技を行った後、上位8位までの選手が後3回試技を行えます。

このとき3回の試技全てが無効試技(ファール)だった選手、3回目の試技を終えた時点では「記録なし」です。

この選手の指導者、顔見知りの方です。私の直ぐ近くで観戦していて、選手にときどき指示も与えていました。きちんとルールに則った指示の与え方です。

選手は上位8位までが行える残り3回の試技に進めないものとして荷物を整理しだしました。

選手の指導者も終わりだという様子です。


「あれっ、ちょっと待ってください。」、指導者に声をかけ、プログラムを確認。

「後3回投げられますよ。選手にも伝えてあげてください。」

 

選手数は15名前後、しかし実際には複数部門が同時に競技を実施しており、その3回無効試技の選手が出場している部門の選手数は4名でした。

 

ルールでは(一部略)、

走高跳棒高跳を除き・・・略・・・競技者が8人以下の場合には、各競技者に6回の試技が許される。
前半の3回のラウンドで有効試技が一つもない競技者も、後半の試技が許されるが、その試技順は有効試技のある競技者の前とし、複数いる場合は当初のスタートリスト順とする。

 

このときの3回の無効試技はまさにこのルールに該当します。

出場選手数が8名以下の場合は例え3回目までの試技が全て無効試技でも、後半3回の試技が行えるのです。※2017/11/15「に満たない」を「以下の」に修正

投てきの競技役員はルールを知っているので選手に説明することなく3回無効試技の選手も加えて後半の試技順を選手に告げました。

4回目以降の試技を行いましたが、はやり一旦集中力が落ちたためか、前の無効試技になった3回の試技と比べパフォーマンスが落ちました。

このケース、ルールを知っていれば最初から6回の試技ができるとわかっていたはずです。

もし知っていたら、結果に影響があったかもしれまん。 2017/11/21脱字追加

自分が出場する競技のルールは知ってから競技にのぞみましょう。

 

  

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