うさりく先生の陸上教室

 

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陸上競技に関する情報や基礎知識を発信します。陸上競技を始めた人、もっと知りたい人、また、指導者の皆さんにも参考になるブログです。

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フィールド種目の記録測定

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こちらの記事でトラック種目の記録測定のことを教えてもらいました。


今回はフィールド種目の記録測定について教えてもらいます。
うさりく先生よろしくお願いします。

 

トラック種目はタイムを測定しますが、
フィールド種目は長さや高さを測定します。

* 長さを競う種目

走幅跳三段跳砲丸投円盤投やり投ハンマー投ジャベリックスロージャベリックボール投

 

* 高さを競う種目

走高跳棒高跳

 

注意:種目によっては小学生、中学生でのみ実施、あるいは小学生、中学生では実施されない種目もあり

 

 

計測はメジャーを使う方法と機械(器具)を使う方法があります。

計測方法に関わらず、記録はすべて「cm」単位です。

計測方法によっては、cm以下の数字が計測できる場合もありますが、cm以下は全て切り捨てます。

タイムを計測する競技より単純でわかりやすいですね。

 

でも時には計測方法が怪しいこともあります。

メジャーを使って計測するときは、メジャーを真上から見て目盛を読まなければなりません。これはとても重要なことです。
私自身、跳躍審判員としてメジャーで計測するときは当然気を付けています。
少し斜めから見ただけでも結果が変わるのは誰でも想像できますよね。

ところがある大会の走幅跳で、計測員がメジャーを真上から見ていないことに気づきました。

それでは結果に影響する可能性があります。
わずか1cmでも大きな違いです!

その日は、私は走幅跳には関わらない他の競技役員でしたが、それ真上じゃないよと
即、競技役員の責任者に伝えました。

その後は正しく計測されました。

幸い気付いたのが競技が始まってすぐの段階でしたし、対象の選手のその後の試技内容が良く、誤った計測方法が順位や記録には影響することはありませんでした。

選手の皆さん、引率の方、または観戦者であっても、もし「おかしい」と思ったときは競技役員にすぐ確認すべきです。全ては選手のためです。

 

 


機械(器具)で計測する場合があると書きましたが、種目によって様々な計測機器があります。種類が多く説明が複雑になるなるので、今回は割愛します。

 

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