5月にも記事にしましたが、そろそろ競技に出場する衣類(ユニフォーム)の下にTシャツやタイツ(スパッツ)などを重ね着する選手を多数見るようになってきました。
やはり守られていない、あるいは守られていないというより知られていないと言った方が正解かもしれないルールがあります。
昨日も競技役員を行ってきましたが、やや肌寒い時間帯もあったため、競技に出場する衣類(ユニフォーム)の下にTシャツやタイツ(スパッツ)などを重ね着する選手が多数いました。
衣類(ユニフォーム)に付いていても良いメーカーのロゴの数にも定めがあります。
上半身の衣類に1か所
下半身の衣類(シューズやソックスを除く)に1か所
上下一体型の衣類は1か所または2か所(2か所の場合は近すぎてはならない)
詳しくは以前の記事で確認してください。
例えばユニフォームのショーツの下にタイツを重ね着していた場合、タイツのロゴが見えていると、ショーツとタイツの2か所にロゴがあることとなり、規則に反しているとされます。
これが実に多いです。
ロゴだけをテープで隠すなどしていればまだ良いのですが、やはりルールを知らないようでそのままです。
最近のタイツ(スパッツ)ではかなり大きなロゴが入っているものもあり、とてもテープで隠せる大きさでないものもあります。
せっかく寒さ対策をしてきたのに脱ぐよう指示されることもあります。
ときどき競技役員のテープを貼ったり場合によっては脱衣を指示を素直に聞き入れない選手がいます。
中には招集(点呼)のときには着衣しないで、招集後に着てくる選手もいます。
しかし、競技直前の最終点呼や競技の姿になったときにわかります。
競技役員も好き好んで注意や指示しているのではありません。ルールに反しているから行うのです。
寒さ対策をするなら無地のタイツ(スパッツ)などなら問題ないのです。
「競技会における広告および展示物に関する規程」というルール、知らない選手が多いルールです。
今回の記事、5月に書いた記事と重なるものですが、やはり多数が守れていないために改めて記事にしました。
競技会に出場する以上はルールを知って臨みましょう。