2018年度日本陸上競技連盟競技規則(ルール)の修改正などに合わせ、規則の修改正ではないものの、運用の確認を行ったこともあります。フィールド種目の試技開始に関して。 ※2019年度ルール改正に伴い一部修正(本文赤字部分、打消し部分:2019年3月28日記)
2018年度日本陸上競技連盟競技規則(ルール)の修改正などがありますが、運用の確認も行われています。フィールド種目の試技開始に関するものです。
棒高跳を除くフィールド種目で残っている競技者数(試技を行っている競技者数)が4人以上であるとき、または各競技者の最初の試技であるときの試技時間が30秒に短縮されたという競技規則(ルール)の修改正について前回の記事で書きました。
※2019年度に2017年度以前と同じ1分に戻りました。 競技規則(ルール)には、
審判員は、競技者に試技を開始するための用意が完了していることを示さなくてはならず、試技時間はこの瞬間からカウントダウンが始まる。
という記載があります。
これは、試技時間の開始のタイミング、その合図を審判員が競技者に示すことについて書かれたもので、2017年度競技規則でも同じ記載がありました。
これまで多くの競技会では、選手の準備が整っているか確認して審判員が合図(通常「白旗を降る」)を出していました。選手と審判員がアイコンタクトを行うような運用です。
しかし規則(ルール)では、試技を開始するための用意が完了していることを競技者に示すとなっており、選手を待つことは記載されていません。
2018年度日本陸上競技連盟競技規則の修改正に合わせ、この合図を出すタイミングについて、選手の準備が整うのを待つことなく、運営側の準備が整ったら合図することが確認されました。
これまで競技会でよく見られた光景、選手の呼び出しが行われても選手が離れたところにいたり、まだ競技の姿(衣類やシューズなど)になっていないときなどは、審判員が試技開始の合図を待つことがありました。
これからは待ちません。
自分の試技順が近づいているときは呼び出しに注意しましょう。
時には試技順が前の選手がパスをし、思っていたより早く呼ばれることもあります。
これまで1分あった試技時間が30秒になり、試技開始の合図も早まることがある。
試技時間オーバーで無効試技とならないように注意しましょう!!