うさりく先生!子どもが出る大会を観に、初めて 陸上競技場に来たお母さんたちから結構聞かれるんです。
競技場で一番目立つあれ、フィニッシュラインの所にあるタイマーに書いてあるアルファベットを見て・・
「NISHIってなぁに?」
日本で陸上競技をやる人ならだれでも、あらゆるところでNISHIさんにお世話になっているんですよね。みんなにもっと知ってもらいたいです。
NISHIは株式会社ニシ・スポーツのこと。
1951年に創業した陸上競技専門メーカーです。社名は創業者の西貞一氏のお名前に由来、有限会社西スポーツ用具社という社名を経て、株式会社ニシ・スポーツになったとのことです(以下「ニシ・スポーツ」と書きます)。
本ブログの作成に際しても、ホームページや電子カタログ(PDF等)からの画像の使用、画像の切り取り等の加工までもご了承くださいました。
多くの競技場でニシ・スポーツの製品を多数見かけます。
画像に出てくる主にデジタル機器で青色のものが多数ありますが、これは最新のもので、現在の多くの競技場では黄色です。今後青色のものが増えてくるでしょう。
製品を幾つか紹介します。これもそうかというもの多数あるはずです。
短距離選手がスタートのときに使用する
かわいい、スターティング・ブロックのキーホルダーも作っています。
これ結構選手に人気があります。
大きな大会のニシ・スポーツのブースで見つかることがあります。
レーンナンバー標識
短距離種目や800m、リレーのスタート時に何レーンかを表す
表彰台
入賞選手を表彰する
バトン
リレーで使用する
スタート用警告カード
選手があまり見たくないもの。スタート時、注意(グリーンカード)や失格(レッドカード)の時に出される
投てき種目で使用する
周回表示器
トラックを2周以上走るトラック種目で選手があと何周走るかを示す
フィニッシュ地点のトラック内側に置かれています。
先頭の選手が正面スタンド側のトラックの直線部分に来たら表示を1減らします。
最後の1周だと、その場所で1から0になります。デジタル式の電子式周回表示盤もあります。
鐘がありますが、最後の1周になった時に鳴らします。
風力速報表示器
競技場によってはデジタル表示の電子式風力速報表示盤もあります。
+だと追い風、-だと向かい風
200m以下の短距離種目の場合、直走路のトラック内側のフィニッシュラインから50mの辺りに、走幅跳・三段跳の場合は助走路の横、踏切板から20mの辺りにあることが多いです。
デジタル表示の電子式風力速報表示盤はトラック種目の場合、フィニッシュ地点近く記録の表示(フィニッシュタイマー)と、走幅跳・三段跳の場合はトラック内側などに、記録の表示と並べて置いてあることもあります。
フィニッシュタイマー
1着の選手がフィニッシュした時に記録を表示する
速報値や確定値が表示されます。
右側画像三脚にあるのは速報値を判定するビームを出す装置
トレーニング用品
ユニフォームやトレーニングウェアなども多数扱っています。
詳しくは http://www.nishi.com/category/trackfield.html
今年で7回目を迎える「NISHI Athletic MEET」。ニシ・スポーツの陸上競技場用製品がたくさん見られる大会です。
2017、今年は7月22日(土)東京の駒沢オリンピック公園陸上競技場にて開催します。
詳しくは http://www.nishi.com/events-2017/
大会要項によるとエントリー受付中です(6月1日締切)!
ただし定員があるようですので参加申し込みされる場合はお早めに。
大会当日、見に行くだけなら申し込みは不要です。
過去数回選手引率でこの大会に行ったことがありますが、普段見ることができない器具など多数見ることができ面白かったですよ。
参加賞なども良かったです。