第48回ジュニアオリンピック陸上競技大会が10月27日~29日、神奈川県の日産スタジアムで開催、大会の歴史を紹介します。
第48回ジュニアオリンピック陸上競技大会が10月27日~29日、神奈川県の日産スタジアムで開催されています。
参加資格は次の記事をご覧ください。
今は中学生の学年別全国大会(一部共通種目あり)という大会ですが、過去はそうではありませんでした。
その出場対象者、現在(今年)の区分は、
・A(中学3年生):14歳以上~15歳未満(2002(平成14)年4月2日~2003(平成15)年4月1日生)
・B(中学2年生):13歳以上~14歳未満(2003(平成15)年4月2日~2004(平成16)年4月1日生)
・C(中学1年生):12歳以上~13歳未満(2004(平成16)年4月2日~2005(平成17)年4月1日生)
です。
その他に共通種目、各都道府県選抜の各区分1名と区分を問わない1名で編成されるチームによるリレーがあります。
以下記載内容は第44回大会のプログラムより引用しています。
第1回大会は、1970年(昭和45年)に、国立競技場で開催されました。
次世代を背負う若手を育成しようという趣旨のもと「ジュニア陸上競技選手権大会」という名称で開催されました。
出場区分は、
・Aクラス(17歳以上19歳未満)
・Bクラス(15歳以上17歳未満)
・Cクラス(15歳未満)
というもので中学生に限られたものではありませんでした。
第3回大会(1972年)に「全国ジュニア陸上競技選手権大会」、
第7回大会(1976年)に「ジュニアオリンピック陸上競技選手権大会」と改名されました。
第8回大会(1977年)に区分が、
・Aクラス(16歳以上19歳未満)
・Bクラス(14歳以上16歳未満)
・Cクラス(14歳未満)
と改められました。
その翌年、第9回大会(1978年)には区分が、
・Aクラス(16歳以上19歳未満)
・Bクラス(14歳以上16歳未満)
・Cクラス(14歳未満)
と改められ、その後区分は何度か変更され、現在の区分、中学生だけの大会になったのは、2005年の第36回大会です。
大会名が現在と同じ「ジュニアオリンピック陸上競技大会」に改名されたのが第21回大会(1990年)です。
会場は、第1回大会から国立競技場が世界陸上開催にむけ改修工事中であった第21回大会(1990年:静岡・草薙総合運動場)を除き、第29回大会(1998年)まで国立競技場、第30回大会(1999年)に横浜国際総合競技場へと舞台を移しました。
横浜国際総合競技場が日産スタジアムと名を改めたのが中学生のみの大会となった第36回大会(2005年)です。
※現在もサッカーなどではスポンサーの関係で横浜国際総合競技場と呼ばれることがあります。その際にはバックスタンドに描かれている「NISSAN STUDIUM」の文字は見えなくしてあります。
多くのオリンピアンが出場した大会です(敬称略、順番は過去大会からの順で複数大会出場者は最初の大会)。
曽根幹子・山下博子・湶純江・瀬古利彦・長尾隆史・八木たまみ・植田恭史・
高橋卓己・臼井淳一・吉田雅美・福光久代・大森重宣・小池弘文・山下訓史・
山内健次・吉田良一・不破弘樹・佐藤恵・山下佐知子・青戸慎司・今村文男・
宮島秋子・弘山晴美・伊東浩司・渡辺高博・鈴木久嗣・井上悟・志水見千子・
大森盛一・山崎一彦・早狩実紀・柳澤哲・佐藤信之・森長正樹・土江寛裕・
朝原宜治・横山学・太田陽子・板倉美紀・市川良子・市場有里・今井美希・
花岡麻帆・野村智宏・田中めぐみ・佐藤敦之・為末大・杉林孝法・寺野伸一・
大崎悟史・寺野伸一・向井裕紀弘・池田久美子・川畑伸吾・森千夏・沢野大地・
小島茂之・山村貴彦・内藤真人・高平慎士・山口有希・丹野麻美・塚原直貴・
吉川美香・佐野夢加・成迫健児・我孫子充裕・竹澤健介・佐藤悠基・木崎良子・
海老原有希・木村文子・高橋萌木子・青木沙弥佳・福島千里・小林祐梨子・
中野弘幸・重森梨佐・横田真人・飯塚翔太・我孫子智美・舘野哲也・土井杏南
見覚え聞き覚えのある選手がいるのではないでしょうか。
歴史ある大会です。
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