第16回世界陸上競技選手権大会・ロンドンのトラック競技のResult(競技結果)に出てくる略語・略号などについて。
世界陸上競技選手権のトラック競技のResult(リザルト:競技結果)に出てくる略語・略号の紹介です。
PB:(Private Best)自己最高記録
SB:(Season Best)シーズン自己最高記録
NR:(National Records)国内記録(日本の場合は日本記録)
WR:(World Record)世界記録
CR:(Championship Records)大会記録
Q:(Qualified)順位による次ラウンド通過者
q:(qualified)記録による次ラウンド通過者
DNS:(Did Not Start)欠場
DNF:(Did Not Finish)途中棄権
DQ:(Disqualified)失格
その他のリザルトの見方
項目「ms」は、Milliseconds
大会公式サイトでは英文で shown when two or more competitors finish with the same time down to hundredths of a second と説明されています。
これは、100分の1秒の記録が同記録の選手が複数名いるとき、1000分の1秒で記録を比較し順位を決めるというでとです。
その際の1000分の1秒を示すのがこの項目です。1000分の1秒も同じ場合は同着となります。
100mのリザルトにいくつか出ています。
例えば男子100m予選1組、4着と5着の選手が共に10秒24で同記録ですが、1000分の1秒は4着が .234(10秒234) 、5着が .240(10秒240)で順位に差があるとしています。
項目「Reaction Time」(略して「rt」と記すこともある)はリアクションタイム、スタートの号砲から反応開始(スタート動作を開始)するまでの時間。これが0.100秒より早い時は不正スタート(通称:フライング)、マイナス数字の場合は号砲が鳴る前にスタート動作を開始したとして不正スタートになります。
DQ(失格)で0.100秒より早いあるいはマイナスの場合は不正スタートと見ることができます。
例えば男子100m予選4組、予選5組に該当する選手がいます。
記録計測、スタートに関係する過去の記事
日程・スタートリスト・競技結果は次のURLです(大会公式サイト)。
IAAF World Championships London 2017 Timetable by day | iaaf.org
過去の記事一覧