飯塚翔太選手によるスピードアップ講座が開講されました。その講座中で飯塚選手が語った印象に残った言葉などについて。
11月23日に東京にあるエスポートミズノで飯塚翔太選手(ミズノトラッククラブ)によるスピードアップ講座が開講されました。
小学生の部と中高生の部の2部が開講され、講座はビデオ撮影OK(但しネット配信NG)でした。
そのビデオを見ることができました。
まず今回の中高生の部の講座、屋内のイベントスペースで行われ、多くを走ることができないため、スピードアップにつながる補強を中心とした練習方法の紹介と実践が主なメニューでした。
補強といっても普段良く見かけるものはほとんどなく、身体のどこを鍛えるのか何に役立つのか、それを正しく行うためのチェック方法の説明などもあり、参加した選手には新たな練習方法を知ることができる良い機会だったのではないでしょうか。
その中高生の講座で私の印象に残った飯塚選手が語った言葉などがあります。
「走っている時に姿勢を意識するのは難しい。今回行っているような補強運動などを行い身体に刺激を与えてから走ると変化がでる」という言葉です。
また、その言葉も解説してくれました。「脚を流さない、腰の位置を高くするなどフォームを直すには、走るだけでは直らず、姿勢を正すための補強運動を行ってから走ると変化がでる」と。
実はこの日の内容は、正しい姿勢で足が地面をしっかりとらえられるようになる、正しい姿勢で素早い動きを行うことなどを目的としたものでした(これも飯塚選手が練習途中で説明)。
神経系(反応)の練習もありました。
普通なら「脚が流れない様に意識して走れ」ということが多いのですが全く異なる考え方です。
ここで紹介したのは極一部ですが、たいへん実のある講座です。