うさりく先生の陸上教室

 

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全中、女子100mの準決勝進出条件を検証

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全中、平成29年度全国中学校体育大会・第44回全日本中学校陸上競技選手権大会の女子100mの予選から準決勝への進出条件を検証してみました。

 

 

 

 

 

平成29年度全国中学校体育大会・第44回全日本中学校陸上競技選手権大会(以下「全中」)に関する以前の記事で、女子100mの予選から準決勝への進出条件が昨年から変更があったことを取り上げましたが、実際に予選が終了しましたのでその検証を行いました。

以前の記事です。 


進出条件の見方、例えば「各組1着+13」という場合は、各組1着の選手と2着以降の全選手の内記録上位13名準決勝に進出できるということです。


以前の記事で、女子100mが昨年と組数は同じ11組なのに準決勝進出条件が「各組2着+2から各組1着+13かわったため、組で3着や4着、場合によっては5着でも記録上位の中に入ることがある、記録(タイム)だけでの比較(現状では風力まで考慮しての次ラウンド進出条件を決めるのは困難)では、「各組2着+2」よりは精度が上がると判断して「各組1着+13」に変更したのだと推測できると書きました。


実際どうだったか・・・次の表のとおりです。

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水色背景は各組1着で準決勝に進出する選手、黄色背景は2着以降記録上位13名で準決勝に進出する選手です。

記録(タイム)で評価すると11組の3着の選手が5組1着の選手より記録が良いのに準決勝に進出できていません。

この様なケースはひとつで他にはありませんでした(風力は考慮していません)。

4組の様に5着の選手が記録上位13名に入って準決勝に進出しているケースもあります。

仮に昨年の準決勝進出条件「各組2着+2」のままだとすると次の表のようになります(7着以降は略)。

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桃色背景の選手が、2着の赤字の選手より記録が良いのに準決勝に進出できません(風力は考慮していません)。選手数では4名です。


この結果を見る限り、今年に関しては予選から準決勝への進出条件を変更したのは正しかったと見ることができます。

 


いよいよ全中も最終日です。

出場する選手の皆さんが最高のパフォーマンスで競技を終えますように・・・

 

 

全中のスタートリスト、競技結果速報などは次の記事(リンク集)から。 

   過去の記事一覧f:id:usariku:20170501233717p:plain