うさりく先生の陸上教室

 

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陸上競技に関する情報や基礎知識を発信します。陸上競技を始めた人、もっと知りたい人、また、指導者の皆さんにも参考になるブログです。

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陸上部がない!中学生の大会に出たい!どうする?

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陸上部がない中学校って結構たくさんありますよね。

学区の関係や他にも様々な理由で

陸上をやりたいのに陸上部がない学校に行かなければならない場合、どうしたらいいでしょうか?

うさりく先生の意見を聞かせてください。

 

 

  その① 学校に陸上部を作ってくれるよう交渉する でも・・・

 

一番良いのは陸上競技部をつくってもらうことですね。

新たに部を作ってもらうには、入学の数か月前から学校と交渉する必要があります。

でも現実的には難しく、あまり期待できません。

以前、学校の理解を得て作ってもらったことがありますが、

数名まとまって希望したこと、陸上競技経験のある教員がいたことなど

条件がそろった幸運なケースでした。
 

その② 学校に競技会参加のための協力をお願いする 

 f:id:usariku:20170418121827p:plain 中体連主催の競技会にでるには中体連への登録が必要

陸上部を作ってもらうことが無理だったら、
学校の名前で競技会に参加するための協力だけでもしてもらえないか、
学校にお願いしてみましょう。

総体などの地域別大会→都道府県大会→地区大会(関東大会や近畿大会といったもの)と繋がっている大会や、全日本中学校陸上競技選手権(全中)は、
中学校体育連盟(中体連)が主催する競技会です。

  

f:id:usariku:20170418121827p:plain 中体連への登録は学校が行うしかない

 

中体連主催の競技会に参加したい場合は必ず学校を通して中体連に登録しなければなりません。

学校としても連盟に加盟しなければならないので、

登録に関わる手続きを学校に行なってもらうことになります。

陸上部があればこの手続きは顧問の先生がしてくれるのですが、

ないのであればだれか窓口になってくれる先生を決めてもらわなければなりません。

できるだけ早く学校に希望を伝えましょう。

 

f:id:usariku:20170418121827p:plain 中体連に登録が済めば日本陸連主催の競技会にも参加できる

なお、中体連に登録ができれば日本陸上競技連盟日本陸連への登録手続きも行われるので、日本陸連主催の競技会にも参加できます。

日本陸連が主催の競技会にはジュニアオリンピック(全国の大会)などがあります。

f:id:usariku:20170423225103p:plain窓口の先生が決まって協力してもらえることになったら次のことをよく確認・相談しておきましょう 

 

 中学校体育連盟主催の競技会に関して 

*競技会の申し込み(参加費の支払い)は学校で行ってもらう。学校の公印が必要な場合や、地域によっては担当学校に持参する場合もある。

 

*土曜日に競技会が行われることがある。授業や学校行事と重なる場合、公認欠席扱いとなるかどうか確認しておく。

 

*競技会中や会場への行き帰りに発生した怪我などに対して、部活動に参加した場合と同様の保険対象となるか確認しておく。

 

*引率は学校の先生にお願いできるか確認しておく。保護者や学校関係者以外が引率する場合は学校の了承を得ておく。

 

*自治体によっては地区大会(関東大会、近畿大会といったもの)や全国大会への遠征費の費用補助がある。これは学校に対して行なわれることが多いため、宿泊を伴う競技会に参加する場合は確認が必要。 

 

日本陸上競技連盟主催の大会に関して 

*参加したい競技会があれば自分から学校に伝える。

 

*競技会の申し込み(参加費の支払い)は自分で行うことになる可能性が高い。もし学校に同じような生徒が他にもいる場合にはまとめる必要がある。

 

*土曜日に競技会が行われることがある。授業や学校行事と重なる場合、欠席扱いとなることがある。きちんと学校に相談しておく。

 

*競技会中や会場への行き帰りに発生した怪我などに対して、部活動に参加した場合と同様の保険対象とならない可能性が高いため、個人でスポーツ障害保険に加入しておくことが望ましい。

 

*引率は原則保護者が行うこととなる。

 

f:id:usariku:20170418121827p:plain 陸上部がない!指導者を探そう

 窓口になる先生が決まって中体連への登録ができたとしても、まだ大事な問題が残っています。

練習をどうするかです。

 

本やインターネットで自分で調べて練習するという方法もありますが、誤ったことを身に付ける可能性が高いので,やはりきちんとした指導を受けた方がいいです。

指導者を探しましょう。

できれば日本陸連公認の指導者(JAAF公認コーチJAAF公認ジュニアコーチ)がいいですね。

 

陸上競技のクラブチームに入るという方法もあります。

普段の練習の指導だけでなく、学校の名前で競技会に参加するときも、当日の指導をしてくれるクラブチームもあります。

(学校の名前で参加する競技会当日の指導をクラブチームがする場合は学校の了承を得ましょう。)

   

その③ 陸上競技のクラブチームに入る 


【その②】のような学校の協力が得られなれば、

日本陸連に登録しているクラブチームに入るという方法があります。

クラブチームが日本陸連への登録手続きを行なってくれます。

中体連主催の競技会には出られませんが、日本陸連主催の競技会にはクラブチームから参加できます。

競技会の申し込みもしてくれるし、一般的には指導者が競技会の引率もしてくれます。

(学校で中体連への登録をしていてもクラブチームから日本陸連に登録することができます。)

クラブチームに入れば指導も受けられますし、仲間もできます。

f:id:usariku:20170423225103p:plainクラブチームに入るときに確認すべきこと

 

*自分が参加したい競技会に、そのクラブチームが団体として参加するとは限らないので入会を決める前に確認しておく。

 

*スポーツ障害保険への加入も行ってもらえるか確認する。 

 

その④ ①~③全てダメでもあきらめないで! 


学校にお願いしても陸上部をつくってもらえず、
中体連の登録窓口にもなってもらえず、
またクラブチームに入ることも難しい・・・

それでも陸上をやりたい人!あきらめないでください。

市民大会区民大会など、その地域に在住、在学していればだれでも参加できる競技会があります。

もちろん参加できる競技会を探すのも申し込みをするのも、全て自分でしなければなりません。

「○○市陸上競技協会」といったところのホームページで情報を得られます。 

 

うさりく先生はこんな人です

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スパイクの選び方・中学生、高校生編

     f:id:usariku:20170504075658p:plain

うさりく先生、中学校や高校で初めて陸上競技を始める人へ

スパイクの正しい選び方をアドバイスお願いします。

  

 

 

 

f:id:usariku:20170420180429p:plain初めてスパイクを買う人へ~選ぶときの注意~ 

  

陸上競技のスパイクは、競技場の種類(全天候型=ポリウレタンまたは合成ゴム舗装、など)、競技種目、競技力などによって違い、多くの種類があります。

適切なものを選ばなければ、パフォーマンスを発揮する手助けにはなりません。

選択を誤ると逆にパフォーマンスが低下したり、けがをする可能性が高くなることもあります。

高価なものが自分に合っているとは限りません。

色やデザインといった見た目で選ばず、自分の筋力や技術力に見合った適切なもの選んでください。

高価なもの=上級者モデル=足にかかる負担が大きい=初心者には不向き

と考えてください。

  

必ず試し履きをして足に合ったものを選ぶ 

 

陸上競技のスパイクは靴裏に金属製のピンがついています。

足の裏の適切な位置にピンが配置されていますので、

試し履きをして足に合ったサイズのものを選んでください。

 

同じメーカーのアップシューズと同じサイズでも履いた感じは違います。

同じメーカーのスパイクでも種類が違うと装着感が異なることがあります。

すでにスパイクを履いている人のものを借りて履いてみるのも一つの方法ですが、使っているうちに使用者の足に形が合ってくるので、新品時と大きさが変わっている場合がありますので注意してください。 

 

f:id:usariku:20170423225103p:plainシューズの正しい履き方を紹介した記事です。ご覧ください。
 

 何を買うか~おすすめのスパイク~

 

 f:id:usariku:20170418121827p:plain 中学生編 

  

主要メーカーであるアシックスミズノは、初心者向けのスパイクを出しています。

短距離から中距離、フィールド競技(幅跳び、高跳び等)まで幅広く使用でき、足への負担も他の商品と比べ少ないものです。

  

おすすめは・・・

アシックス
 「EFFORT(エフォート)」(多種目向け)

f:id:usariku:20170508094914p:plain f:id:usariku:20170508095005p:plain f:id:usariku:20170508095038p:plain f:id:usariku:20170508095024p:plain   

▶▶▶Amazonで選ぶ

▶▶▶楽天市場で選ぶ

 

ミズノ
 「BRAVE WING(ブレイブ ウィング)」
 

f:id:usariku:20170502173747j:plain

 

▶▶▶Amazonで選ぶ

▶▶▶楽天市場で選ぶ

 

※商品名や写真はこの記事を書いた時点のものです。

 

以上の2点ものよりも上位のモデルは足への負担が増えます。

また、短距離専用として踵の部分が薄くなっているものがありますが、

これは跳躍競技には使えません。

逆に跳躍競技専用としてトラック競技に不向きなものもあります。

  

f:id:usariku:20170418121827p:plain 高校生編

 

高校生で陸上を始める人にはいろいろな人がいると思います。

それまでスポーツをしてきたのか、してこなかったのか、また何のスポーツをどの程度してきたかでスパイクの選び方も異なります。

スポーツをあまりしてこなっかた人が初めて陸上のスパイクを履く場合は、上級者向けはおすすめできません。 

一方、スポーツ経験者は上級者向けを選んでも良い場合もあります。

いずれにしても色やデザインで安易に選ばず、必ず指導者に相談してから選んでください。

 

スパイクのピンのことを書いた記事です。

              

 

 

うさりく先生はこんな人です

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スパイクを履くの?小学生にはまだ早い?

f:id:usariku:20170504075658p:plain 陸上競技のスパイクってカッコいいし、履くと速く走れそう♡

小学生でもみんな履いているのでしょうか?

また、どんなものを選んだらいいのでしょうか?

うさりく先生、教えてください!

 

 

スパイクを履くことは義務ではありません 

 

小学生の競技会を見ているとスパイクを履いている選手をたくさん見ますが、スパイクを履くことは義務ではないんです。

履かなくても問題ありません。

 
 

スパイクを履くことのメリットとデメリット 

 

f:id:usariku:20170418121827p:plain スパイクを履くことのメリット


スパイクを履くと一般的にはより速く走れます。

より遠くに、高く跳べます。

 

f:id:usariku:20170418121827p:plain スパイクを履くことのデメリット

 

スパイクは足を保護するために履くものではありません。

足に負担がかかり、けがをまねくこともあるのです。

また足の疲労につながり、その結果パフォーマンスが低下することもあります。

 

f:id:usariku:20170418121827p:plain スパイクを履くか履かないかは慎重に判断する

 

私は、できれば小学生はスパイクを履かない方がいいと考えています。

筋力や技術力が充分に付いていない、成長期のデリケートな足に負担をかけたくないからです。

 

小学生の場合、スパイクを履くか履かないかは、お子さんの希望だけで決めるべきではありません。親御さんがよく考えて判断すべきです。

また、指導者の許可も得ましょう。

 

 スパイクの足への負担についてさらに詳しく…

   

 

f:id:usariku:20170418121827p:plain リスクがあってもスパイクを履きたいひとへ


スパイクを履くリスクを理解したうえで、それでも履きたい人はこちらをお読みください。

スパイクを選ぶときの注意とおすすめのスパイクをうさりく先生が教えてくれます。            

 

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スパイクの選び方・小学生編 初心者におすすめのスパイク

   f:id:usariku:20170504075658p:plain うさりく先生、陸上競技、小学生でもみんなスパイクを履くの?で、スパイクを履くと速く走れるけどデメリットもあるということが分かりました。

デメリットをよく理解したうえで「やっぱり買おう!」と思ったひとに
選び方やおすすめのスパイクを教えてください。

 

【謎解き動画(小学生向け)】

 

小学生のスパイクを選ぶときの注意


主要メーカーのアシックスミズノともにホームページなどにスパイクや付属品に関する説明がありますが、小学生を対象としたものではない部分もありますので注意してください。(両メーカーに確認済み)

例えばピンの長さ。なぜかはこの記事の最後の方に書いてあります。

また、スポーツ用品店陸上競技専門店でも適切なアドバイスが受けられないことがあります。実際に経験したことがあります。ある種目専用の商品を買いに行ったら在庫がなく、他の種目でしか使えないものをすすめられました・・・

  

f:id:usariku:20170418121827p:plain 陸上競技のスパイクは多くの種類がある


陸上競技のスパイクは、

競技場の種類(全天候型=ポリウレタンまたは合成ゴム舗装、土など)、

競技種目、競技力などによって違い、多くの種類があります。

適切なものを選ばなければ、パフォーマンスを発揮する手助けにはなりません。

選択を誤ると逆にパフォーマンスが低下したり、けがをする可能性が高くなることもあります。

 

f:id:usariku:20170418121827p:plain 上級者モデルは小学生には向かない

 
特に小学生にとっては、高価なものが良いとは限りません。

お子さんの筋力や技術力に見合った適切なもの選んでください。
 

高価なもの=上級者モデル=足にかかる負担が大きい=小学生には不向き

と考えてください。

 

f:id:usariku:20170418121827p:plain 買い替えの場合も初心者用のスパイクを


上位モデルは足への負担が増します。

また、もうすぐ中学生になる人は要注意です。

中学生になると校庭(つち)での使用、複数種目での使用の可能性があり、せっかく上級者用を買っても下位モデルへの買い替えが必要になるかもしれません。 

 

必ず試し履きをして足に合ったものを選ぶ 



f:id:usariku:20170418121827p:plain スパイクは足に合わなければ機能しない


陸上競技のスパイク
は靴裏に金属製のピンがついています。

足の裏の適切な位置にピンが配置されていますので、試し履きをして足に合ったサイズのものを選んでください。

同じメーカーのアップシューズと同じサイズでも履いた感じは違います。
同じメーカーのスパイクでも種類が違うと装着感が異なることがあります。

すでにスパイクを履いている人のものを借りて履いてみるのも一つの方法ですが、使っているうちに使用者の足に形が合ってくるので、新品時と大きさが変わっている場合がありますので注意してください。

 

f:id:usariku:20170418121827p:plain 小学生の足のサイズ、まだまだ大きくなることをお忘れなく

 
一般的に冬季練習期間中にスパイクを履くことはほとんどありません

3月頃からスパイクを履いての練習が始まりますが、スパイクをすでに持っている場合は、数カ月ぶりに履くことになります。

いざ履くときになってサイズが小さくなっているということがないように、早めに確認するようにしてください。

 

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何を買うか~小学生におすすめのスパイク~

 

主要メーカーであるアシックスミズノは、初心者向けのスパイクを出しています。短距離から中距離、フィールド競技(走幅跳走高跳等)まで幅広く使用でき足への負担も他の商品と比べ少ないものです。

 

おすすめは・・・

アシックス
 「EFFORT(エフォート)」

f:id:usariku:20170508094914p:plain f:id:usariku:20170508095005p:plain f:id:usariku:20170508095024p:plain f:id:usariku:20170508095038p:plain

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ミズノ
 「BRAVE WING(ブレイブ ウィング)」

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※商品名や写真はこの記事を書いた時点のものです

 
以上2点よりも上位のモデルは足への負担が増えます。


また短距離専用として踵の部分が薄くなっているものがありますが、

これは跳躍競技には使えません。

逆に跳躍競技専用としてトラック競技に不向きなものもあります。

f:id:usariku:20170423225103p:plain  シューズの正しい履き方を紹介した記事です。ご覧ください。

 

スパイクのピンも必要です

 
f:id:usariku:20170418121827p:plain スパイクのピンにも種類がある

ご紹介した初心者向けスパイク

エフォートブレイブ ウィングには

付属品として先のとがったピンが付いています。

これは土のトラック(アンツーカ・トラック)向けであり

全天候型トラック(オールウェザー・トラック)での使用には適していません(長さが長いため)。

  

f:id:usariku:20170418121827p:plain 別売の全天候型トラック専用のピンも買う 

 競技会の多くは全天候型トラックで行われます。

したがって競技会に出る人や練習場所が全天候型の人は、

別売の全天候型トラック専用のピンを買う必要があります。

 

全天候型トラック専用のピンのひとつに平行ピンというものがあります。

f:id:usariku:20170502173757j:plainピンのイメージ  ミズノ スパイクピン 二段平行タイプ
上側の四角い部分がねじ山になっていてスパイクの受け側にねじ込み固定する

 

平行ピンにもいろいろな長さがありますが、小学生には5㎜がいいでしょう。

店員さんは、「5㎜は中長距離用」と言うかもしれませんが、小学生には5㎜が適しています。

足への負担をできるだけ少なくするためです。

アシックスのスパイク向けですが、足への負担が更に少ない全体が細いピンがあります。お持ちのスパイクがアシックス製の場合はこちらの5mmの使用をおすすめします。パウピラ AS-A(18本) TTP981 という商品です。
ミズノのスパイク向けには、グリップタイプという種類のものがあり、平行ピンより足への負担が少ないとメーカーは言っていますが長さが7mmからです。平行ピンの5mmとグリップタイプの7mmのどちらが適しているかは筋力や技術力など、個人により異なりますので指導者などに相談してください。



 

f:id:usariku:20170504083213p:plain競技会で、高そうなカッコいいスパイクを履いている人を見ると
わぁ~!ほし~い!とあこがれてしまいますよね。
でも安易に「カッコよさ」だけで選んではダメなんですね。

小学生でスパイクを履くかどうか迷っている人はこちらもお読みください。

 

 

  

 

種目、何をやるか迷う? 陸上をやるならまずは短距離、そしていろいろ経験してみよう

f:id:usariku:20170504075658p:plain走る、跳ぶ、投げる。陸上競技にはいろいろな種目があります。

これから陸上を始める人の中にはどの種目を専門にするか迷っている人もいると思います。

陸上競技にはどんな種目がありましたっけ?

まずはまとめてみました。

 

 

 

陸上競技にはどんな種目があるか(リレーや道路競技を除く個人種目)

f:id:usariku:20170418121827p:plain 小学生

短距離

50m 60m <主に4年生以下>

60mH(ハードル)<3、4年生>

100m 80mH  <5、6年生> 

中(長)距離

800m

跳躍

走幅跳  

走高跳  <5、6年生>

投てき

ジャベリックスロー 

ジャベリックボール投げ

 

f:id:usariku:20170418121827p:plain 中学生

短距離

女子 100m 200m 100mH

男子 100m 200m 400m 110mH

中長距離

女子 800m 1500m

男子 800m 1500m 3000m

跳躍

女子 走幅跳 走高跳

男子 走幅跳 走高跳 棒高跳

投てき

砲丸投

(限られた競技会で)円盤投 ジャベリックスロー

混成競技

女子四種(200m 100mH 走高跳 砲丸投)

男子四種(400m 110mH 走高跳 砲丸投)

  

f:id:usariku:20170418121827p:plain 高校生   

短距離

女子 100m 200m 400m 100mH 400mH

男子 100m 200m 400m 110mH 400mH 

中長距離 

女子 800m 1500m 3000m 5000m競歩

男子 800m 1500m 5000m 3000m障害 5000m競歩

跳躍

幅跳 三段跳 走高跳 棒高跳

投てき

やり投 砲丸投 円盤投 ハンマー投

混成

女子七種(200m 800m 100mH 走幅跳 走高跳 やり投 砲丸投)

男子八種(100m 400m 1500m 110mH 走幅跳 走高跳 やり投 砲丸投)

 

 

 

f:id:usariku:20170504075658p:plainうさりく先生、どの種目に向いているのか分からない人はどうしたらいいでしょうか?

 

まずは短距離の練習をしっかりやる

f:id:usariku:20170418121827p:plain 全ての種目の基本は短距離をしっかり走ることにある

 

まずは短距離の練習をしっかりやることが大切です。

短距離の基本をきちんと身に着けなければ、遠く、高く跳ぶことはできません。

投げる時の瞬発力を育てることができません。

 

跳躍の選手は跳ぶ練習ばかりを、投てきの選手は投げる練習ばかりをしているわけではありません。

 

トップレベルの投てきの選手が短距離スタート練習をしているところを見たことがあります。投てきの選手は大きな体の人が多いですが、それでも見事な反応、瞬発力でした。あの反応、瞬発力が爆発的な投げる力に繋がるのです。

 

「かけっこが速い」人でないと何もできない、と言っているのではありません。

人それぞれが今持っている自分の走力を、アップさせましょうということです。

走力がアップすれば、跳躍や投てきの記録も伸びていくのです。

 

f:id:usariku:20170418121827p:plain 中長距離の選手も短距離の練習をする

 

ラストスパートのあの激しい戦いについて行ける人は、短距離の走りをしっかり身に付けた人です。

短距離は苦手だから、という理由で中長距離を選ぶ人がいますが、やはり短距離の練習を普段から採り入れることは大切です。

 

f:id:usariku:20170418121827p:plain せっかく陸上をやるならいろいろな種目を経験してみる

 

まずは短距離の練習から始めましょう。あわせて他の種目にもチャレンジしてみてください。そして自分がやりたい種目を選べば良いのです。

 

短距離を専門にやりたい選手にとっても、他の種目を経験することは良いことです。

新たな気付きがあって自分の走りに生かせることもあるからです。

 

選手のパフォーマンスを見ている指導者が

「君にはこういう長所があるから、この種目も向いているかもしれないよ。」と

自分では気づかないようなことをアドバイスしてくれることもあります。

アドバイスどおり種目を変えてみたら、その方が自分の力を発揮できた

という例もたくさんあるので、自分の希望だけにこだわり過ぎず、

指導者の意見もよく聞きましょう。

 

こちらの記事も参考にしてください。

         

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