うさりく先生の陸上教室

 

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陸上競技に関する情報や基礎知識を発信します。陸上競技を始めた人、もっと知りたい人、また、指導者の皆さんにも参考になるブログです。

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リレーのテープ(マーカー)を貼る場所~知られていないルール~

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うさりく先生、4×100mリレーほとんど知られていない大事なルールがあるって本当ですか?

大会に参加するなら、細かいルールもきっちり守らないといけませんよね。

教えてください!

 

 

 

4×100mリレーで、前の走者が走ってきて、次の走者が走り出すタイミングを決めるためなどに、粘着テープをレーン(トラック)に貼りますよね。

 

あのテープ、自分と隣のレーンの境目にあるラインの内側のラインに少しでもかかっていたらNGなんですよ。外側のライン上はOK。

 

ルールでは、 

自らのレーン内に貼ることが許される。

 と書かれています。

  

自らのレーンとは、ラインだけを考えると踏んでも構わないところです。
つまり、逆に言うと踏んではいけないところは含まれていないことになります。
ですから、踏んではいけない(別のルールで規定されています)ところには貼ってはいけないのです。

貼っていたら自分がラインを踏んでいるのと同じことになるのです。

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実はこれ、かなり多くの選手が守れていません。

 

ある国体の審判を行ったとき、やはり違反している選手がいました。
国体のリレーは、都道府県代表チームで行われます。
つまり、各都道府県のトップクラスの選手が走ります。

そのクラスの選手ですら、知らない人もいるルールです。

この記事を見た皆さんは違反しないでくださいね。

周りにもし違反している選手がいたら教えてあげてください。

 

このテープ、ルールでは「マーカー」と呼びます。

この記事では4×100mリレーを例に書きましたが、他のリレー種目でもレーンでバトンパス(バトン受け渡し)を行うところ(各チーム、バトンパスを行うレーンが異なるレーンと決まっているところ)では全て同じルールです。

 

 

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