うさりく先生の陸上教室

 

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陸上競技に関する情報や基礎知識を発信します。陸上競技を始めた人、もっと知りたい人、また、指導者の皆さんにも参考になるブログです。

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全中、第44回全日本中学校陸上競技選手権大会IN熊本・競技結果速報など関連リンク

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本日より全中、第44回全日本中学校陸上競技選手権大会IN熊本の競技が開始されます。  

 

 

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第44回全日本中学校陸上競技選手権大会IN熊本の関連リンクをまとめました。 

スタートリスト・競技結果速報(熊本陸上競技協会サイト内)

熊本陸上競技協会

 

競技日程(大会公式サイト内)

競技日程

 

会場アクセス(大会公式サイト内)

えがお健康スタジアム(熊本県民総合運動公園陸上競技場)アクセスマップ

 

駐車場に関する情報(大会公式サイト内)

全体施設利用計画(駐車場)

駐車場に関する注意事項

パークドーム駐車場駐車・乗降場所全体図

 

大会公式サイト

kumamotozentyu2017.com

 

 

えがお健康スタジアム熊本県総合運動公園陸上競技場)

 

www.kspa.or.jp

 

 

大会要項・競技注意事項(大会公式サイト内)

 

大会要項
競技注意事項

 

 

その他・・・

 


 

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競技会で800m競走に初めて出場します。

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競技会で800m競走(以下「800m」)に初めて出場する選手、指導者の皆さんに確認しておいていただきたいことです。  

 

 

1周400mの競技場での競技会で初めて800mに出場する中学生や高校生などにスタートのことなどのルールを知らないで出場してくる選手が多数います。

 

スタートについて

 

スタートはレーンに分かれて行います(セパレートレーン)。

競技会によっては、レーンに分かれないグループスタートを行う場合もありますが、中学生以上の競技では大半がレーンに分かれてのスタートです。この記事はレーンに分かれて行うスタートについてです。

スタートラインは、競技場により異なりますが、または白/緑です。ただし1レーンは白のみです(フニッシュラインと同じライン)。2レーンより外のスタートラインは次のイメージです。

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800mのスタートラインの辺りは、他の競技、400m(400mH)、4×400mリレーのスタートライン、4×400mリレー第2走者のテイクオーバーゾーンなどラインが多数あります。ときどき異なるラインに着く選手がいますので間違えないようにしましょう。

また、競技会によっては、ひとつのレーンに二人の選手が入ることがあります。その場合は競技役員から指示がありますのでそれに従いレーンに入ります。

このことはルールに規定があります。次の記載です(一部略)。

800m競走は、それぞれのレーンで1人または2人の競技者が走ってもよい。
つぎのラウンドに進出する競技者の数が増えた場合を除いて、このスタート方式は予選にのみ適用することが望ましい。
競技者数よりレーン数が多い場合は、常に、内側のレーン(1レーンに限らず)を空けることが望ましい。
800m競走においては、決勝を含めて何らかの理由により利用できるレーン数より競技者が多い場合、審判長は複数の競技者をどのレーンに入れるか決定しなければならない。


小学生のときに陸上競技の800mを行っている選手、小学生ではほとんどの大会でスタートはレーンに分かれずに行うグループスタートで行うためその違いを理解していないことがあります。

 

自分のレーンを離れられるとき

 

レーンに分かれてスタートを行ったとき、曲走路の終わりで自分のレーンを離れることができます。一般的にはオープンになると呼ばれます。

このことに関するルールです(一部略、編集)。

ブレイクラインは、トラックの第1曲走路の終わりに引かれた第1レーン以外のすべてのレーンを横切る幅50㎜の円弧のラインである。競技者がブレイクラインを確認しやすいように、ブレイクラインやレーンラインとは違う色で、高さ150㎜以下のコーンまたは角柱(50㎜×50㎜)を各レーンとブレイクラインの交差する直前の各レーン上に置かねばならない。

国内競技会では、800m競走は、第1曲走路の終わりにマークされたブレイクラインまでレーンを走る。競技者はこのブレイクラインから自分のレーンを離れることが許される。

本規則に違反した場合、その競技者、リレーの場合はそのチームは失格となる。

自分のレーンを離れることができるのは、トラックの第1曲走路の終わりに引かれたブレイクラインと呼ばれるのラインのところです。スタートし曲走路が終わった地点です。

そこにはラインが引かれている以外にマーカーと呼ばれるものが置かれています。ルールに記載の「コーンや角柱」に該当するものです。

ブレイクラインの位置のイメージ図。
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ブレイクライン(緑のライン)と直前に置かれたマーカーの写真。

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1レーンは最も内側で自分のレーンを離れることないためブレイクラインは引かれていません

 

選手はこのマーカーの先、ブレイクラインから自分のレーンを離れることができます。ここがオープンになる地点ということです。

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このブレイクラインより手前(スタート寄り)で自分のレーンを離れ内側のラインを踏むあるいは内側のレーンに入ったときは失格です。これは走る距離が短くなった、実質的な利益があったためです。

外側のレーンに離れて他のレーンの選手を妨害していない場合は失格とはなりません。

スタートで、ひとつのレーンに二人の選手が入った場合もブレイクラインまでは自分のレーンを走ります。

 

 

スタートの方法

 

400mを超えるトラック競技では、「On your marks(オン・ユア・マークス:位置について)」の合図でスタートラインまで進みスタートの姿勢になり静止します。スタートライン踏んだり踏み越したりしてはいけません

身体が静止せず動いている場合はスタートのやり直しとなります。

全選手が静止したら号砲です。

Set (セット:用意)」の合図はありません

身体を静止させない選手がよくいます。腕(うで)がブラブラしているのもダメです。

 

最後に 

 

この記事に書いたこと慣れた選手にとっては当たり前のことかもしれません。

しかし、競技役員として中学や高校の1年生が多数参加している記録会などでスタート前の選手にスタートやブレークライン(オープンになる地点)などのことを把握しているか確認すると知らない選手がかなりいます。説明することもよくあります。

競技に出場する以上はルールを知って競技に臨んでほしいと思います。

また、指導者の方も指導している選手が競技会に出場するならば、ルールを覚えさせた上で出場させてください。

 

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通称フライング、ルールでは・・・

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陸上競技で普通に使われている言葉が実は陸上競技のルールには存在していません。その言葉について。  

 

 

 

その言葉、ずばり「フライング」です。

陸上競技のルールに「フライング」という言葉はありません。

ルールでは「不正スタート」と記載されています。

英文のルールでは「False Startフォルススタート)」で「フライング」とは書かれていません。
確かに海外の大会で不正スタートをした選手が「False Start」と言っているのを聞いたことがあります。

大会のリザルト(競技結果)などにも不正スタートを行った時のコメントの略語は「FS」、「False Startを略したものです。

多くは「DQ FS」と書かれます。「DQ」は「失格:Disqualified」のことです。


この通称フライング、ヨットレースのスタートの方法、「フライングスタート」からきた言葉だと言われています。

ヨットは風の力で動くため、同じところに停止していられません。ですから並んで一斉にスタートということができません

そのためヨットレースのスタートは、スタート数分前から風や操船技術などを利用し徐々にスタートライン(地点)に向かって行き、スタートの合図でできる限りスタートライン(地点)に近付いてスタートできるようにします。もしスタートの合図より早くスタートライン(地点)を超えてしまったらヨットを旋回させてもう一度スタートラインに戻さなければならないなどのペナルティがあります。

当然、スタートの際にヨットによってスタートライン(地点)に近い、遠いが起こります。


陸上競技では静止状態から一斉にスタートを行いますが、号砲前にスタートの動作を開始してしまうなど一斉でない状態になることから、その号砲前にスタートの動作を開始してしまうことをフライングと呼ぶようになったと言われています。

ただしこれは通称の「フライング」のこと。


陸上競技の競技会での会場内でのアナウンスや競技役員が使う言葉はフライングではなく「不正スタート」です。

ときどき選手にわかり易いように「フライング」と言う競技役員もいますが・・・


スタートのやり直しが起きた時、アナウンサーは「〇〇レーンが不正スタートで失格です」とか「不正スタートではありません。・・・」というように「不正スタート」という言葉を使います。関係記事です。 


ときどき応援している選手のご家族などから「不正」だと何か悪いことをしたように聞こえるということを聞きます。

そう言われると確かにそのように思えます・・・

競技会でアナウンサーや他の競技役員が言う「不正スタート」は通称フライング」のことです。

ですからこのブログでは「フライング」という言葉は極力使わず「不正スタート」とか(通称「フライング」)というような表現にするようにしています。


不正スタート通称フライング」、それ以上でもそれ以下でもありません。

覚えて競技会に臨んでください。

 

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100mH、110mHの競技前の試走

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競技会でハードル競技(100mH、110mH)の競技前にスターティングブロのセット、そして試走として数台のハードルを跳ぶことができます。

 

 

 

 

 

ハードル競技、100mH110mHの競技前にスターティングブロックをセットし、スタートとハードル数台を跳ぶ試走が行えます。

これはどの競技会でも行われていることですが、ルールでその台数や回数などを明記しているものではありません。

これについて日本陸上競技連盟は、「100mH、110mH のスタート練習時の留意点」として、

(ハードルの倒し方)
100mHや110mHの競技者がスターティングブロックを調整した後,スタート練習と共に何台かのハードルを跳び越えていく。この時の練習は3台までとし,4台目と5台目は倒しておくことを推奨する。
4台目だけ倒せばよいと考えがちだが,勢いのついた競技者はすぐには止まれないので5台目も倒しておくべきである。

と、ハードルの台数3台、倒しておくハードル2台を推奨しています。

競技会ではハードルの台数などの指示は競技役員出発係)が行います。

スターティングブロックをセットし、スタートからの試走は全選手が同時に行うことではありません。各自自分のペースで行います。

そのためスタート前の試走でヒヤッとした経験のある選手もいると思いますが、とっても危険な時なのです。

多いのは倒れたりズレたりしたハードルを直す競技役員との接触自分のレーン以外のレーンのハードルを直しに行く、あるいは直した後に他のレーンを横切る競技役員との接触です。

選手も注意をしているのですが、スタートの姿勢では頭が下がり、前方が見えない瞬間があります。

その間にハードルを横切る競技役員が出てくるとたいへん危険です。

競技役員がもっとも注意しなければならないのですが、ときどき自分のレーンで前に試走した選手が倒したあるいはズレさせたハードルを直している最中に試走を開始する選手がいます。十分注意しましょう。

このスタートと試走、世界陸上競技選手権大会世界陸上ロンドン)の女子100mHの準決勝と決勝でどの様に行っているか見てみました。

試走できるハードルの台数は2台、倒しているハードルは3台目の1台だけでした。
選手によっては2台目のハードルも倒し、試走の台数1台という選手もいました。

つまり、日本陸上競技連盟が推奨している台数とは異なっていたのです。

しかし、これは選手の大半がセットしたスターティングブロックでのスタートから1台目のハードルまでの確認程度で、何台もハードルを跳ぶ練習は行わないためだと思います。ハードル以外の短距離種目でのスタートと試走と同様に、あくまでも確認のための試走で、何台も跳ぶことを目的とはしていないのです。 

 

  過去の記事一覧f:id:usariku:20170501233717p:plain

スタートの前に並ぶ位置、集合線がなくなります。

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800m以下のトラック競技、4×400mリレーのスタートの前に並ぶ位置、集合線がなくなります。

 

 

 

レーンにわかれてスタートを行う 800m以下のトラック競技4×400mリレーのスタートの前に並ぶ位置集合位置マーク集合線)と言います。

競技役員(出発係)にスタート前の試走の後、「集合線に並んでください」とか「緑のマークに並んでください」とか言われることがあるところです。

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スタート前の選手が並ぶ前と並んでいる例(4×400mリレーのスタート)

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この集合線についてルールでは次のような記載があります。

2016年度ルール

出発係は各競技者をスタートラインの後方約3mのところ(集合線;階段的にスタートする競走では各スタートラインの後方)に集めて、競技者を正しいレーンまたは定められた位置に並べなければならない。

2017年度ルール

出発係は各競技者をスタートラインの後方約3mのところ(階段的にスタートする競走では各スタートラインの後方)に集めて、競技者を正しいレーンまたは定められた位置に並べなければならない。

 

2017年度ルールで、「集合線」という言葉が削除されました。

その削除に伴い、「陸上競技場公認に関する細則」というルールの中では、つぎのように記載されました。

集合位置マーク(集合線)(800m 以下の競走) 削除。
黄緑のマークは、競技場のマーキング塗り直し時に消去する


現在はまだ多くの競技場に集合線がありますが、今後競技場の改修工事やマーキング(トラック上のラインや印など)の塗り直しの時に消去されていくことになります。


今後集合線がなくなった競技場では、スタート前の選手はレーン番号標識の前のスタートラインの後方約3mの辺りに並ぶことになります。

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競技役員(出発係)からは「レーン番号標識の前に並んでください」などと言われるようになります。

熱戦が繰り広げられた世界陸上競技選手権大会世界陸上ロンドン)の競技場には集合線はありませんでした。

国内の中学生や高校生が多く出場する大会では、集合線がある場合でもスタートラインのところで待つ選手が多くいます。

ルールでも、「スタートライン後方約3mのところ(階段的にスタートする競走では各スタートラインの後方)」という記載があります。


スタータの「on your marks」の合図があるまでは、競技役員に促されなくても、集合線(消去されていなければ)、レーン番号標識の前(スタートライン後方約3mの辺り)で待つようにしましょう。

 

  過去の記事一覧f:id:usariku:20170517002941p:plain

   

 

200m日本記録保持者~末續慎吾選手~

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第16回世界陸上競技選手権大会(2017 世界陸上ロンドン)でサニブラウン・アブデル・ハキーム選手(東京陸協)が日本人では7大会14年ぶりに決勝に進出し、第7位という成績を収めました。14年前に決勝を走ったのは・・・

 

 

 

 

世界選手権200m14年前決勝を走ったのは末續慎吾選手です。
 
200m日本記録末續慎吾選手(樹立当時の所属:ミズノ、1980年6月生、37歳)が、2003年6月の日本選手権で樹立した 20秒03(風力+0.6m/秒)です。

200mの日本歴代2位の記録は飯塚翔太選手(ミズノ)の 20秒11(風力+1.8m/秒)、これまで日本選手で20秒10を切ったのは末續慎吾選手だけなのです。
 
日本記録を樹立したその年2003年に開催された世界選手権パリ大会の200mではオリンピック・世界選手権を通じて短距離種目(ハードル種目を除く)で日本人初のメダル、第3位に輝きました。
 
この時の決勝の記録は 20秒38(風力+0.1m/秒)、準決勝での記録 20秒22(風力+ー0.0m/秒)は世界選手権日本人最高記録です。

末續選手の100mの自己最高記録は 10秒03(風力+1.8m/秒)山縣亮太選手と同じ日本歴代4位、2008年北京オリンピックの4×100mリレーで銅メダルを獲得しています(その後上位チームのドーピング違反で銀メダルに繰り上がっています)。

 

 長期休養を経て現役選手として国体にも熊本県代表選手で出場するなど活躍していましたが、今年日本選手権に9年ぶりエントリーし、予選ではサニブラウン・アブデル・ハキーム選手と同組で走りました。

 

末續選手、世界選手権であり得ない注意・・・

末續選手が3位に輝いた世界選手権パリ大会では、世紀の誤審ともいわれている出来事がありました。

末續選手がその年に記録した20秒03は世界選手権パリ大会時点でのシーズン世界ランキング3位、世界選手権では競技開始前から他国の選手にマークされる存在でもありました。

世界選手権の決勝でのこと。

 「位置について」(実際にはフランス語)の合図の後スタートの姿勢になりましたが、そのとき両膝(ひざ)が地面についていることをルール違反だとして片膝だけを地面につくよう注意されスタートのやり直しとなりました。

末續選手のスタートはロケットスタートと呼ばれ、「位置について」後のスタート姿勢では両膝がほとんど並び(左右の足の位置は前後3cm程度の差)、どちらも地面に着いているという独特な姿勢です。

1回目の注意後の2回目スタートでも末續選手は同じ姿勢をとりました。再び注意されスタートのやり直しとなりました。

両手を広げ「理解できない」というようなポーズをとりましたが、今度はスターティングブロックを少し調整、明らかに右膝が地面から離れている姿勢にかえました

スタートの号砲、明らかに末續選手本来のロケットスタートではありません。

リアクションタイム(号砲からの反応時間)も決勝に出場した選手中7番目で下から2番目という悪さでした。

この判定大きな疑問があります。

まず、注意されたのは決勝だけです。
決勝までに、一次予選、二次予選、準決勝と3回競技を行っています。その際も同じスタートの姿勢でしたが注意はありませんでした。

つまり同じ競技会中に判定基準がかわったということです。

他国のコーチから競技役員に違反ではないかと確認があったとも言われています。

 

このような状況でのレースでしたが、見事な3位、4位との差は100分の1秒と僅差の勝利です。

 

このスタート時の姿勢についてルールに明記されています。

 「On your marks(位置について)」の合図の後、競技者は自分の割当てられたレーン内のスタートラインの後方の位置につく。両手と少なくとも片膝がグラウンドに、両足はスターティング・ブロックと接触していなければならない。

 

そうです。「少なくとも片膝がグラウンドに接触していなければならない」のです。

両膝が地面に接触していてはいけないとは書かれていないのです。

しかも2回の注意を行ったのは異なる競技役員、複数の競技役員がルールを正しく理解していなかったのです。

この判定については後日競技役員が誤審を認めたそうです。

末續選手自身はレース後のインタビューでは「これまで注意されたことがないが気にせず、勝負にこだわった」「レース後半では脚がつりそうになったが日本代表として絶対勝つという気持ちで走った」という旨のことを言っています。

 

この強い気持ちが見事な結果につながったのです。
 

 
現在日本男子の4×100mリレーチームがオリンピックや世界選手権で活躍していますが、4×100mリレーが世界で通用するようになってきた日本代表チームの初代メンバーのひとりが末續選手です。今のリレーチームがあるのも末續選手達の活躍があったからこそです。

 
37歳になった現在でも、現役選手として日本選手権の参加資格を得て出場し競技している姿、若い選手は目標としてもらいたと思います。 

 

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速報。全中の短距離・ハードル競技エントリー人数、記録

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平成29年度全国中学校体育大会・第44回全日本中学校陸上競技選手権大会の開幕まで後わずかとなりました。短距離(100m、200m)とハードル競技のエントリー数が見えてきました。

 

 

 

 

 

平成29年度全国中学校体育大会・第44回全日本中学校陸上競技選手権大会(以下「全中」)は、

平成29年8月19日(土)~22日(火)、
熊本県民総合運動公園陸上競技場 えがお健康スタジアムで開催されます(19日は開会式のみ)。

その100m、200mハードル競技が厳しい戦いになると記事で書きました。


そのエントリー選手ランキングが、陸上競技マガジン社運営のサイト「陸上競技ランキング」で公開されました。その情報を引用しエントリー数や記録を抜き出してみました。

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公開されたランキング情報には参加標準記録を超える(突破していない)記録が掲載されています。
表中の「エントリー選手数」にその人数は含まれていません。
別枠として「標準以上」にその人数を記載しています。

 

過去様々な全国大会などに引率、選手、競技役員として関わってきましたが、ランキング上位の選手が予選で終わってしまったり、上位でない選手が入賞するするケースを多々見ています。

そもそもランキングは異なる条件の中で行われた競技会でのものです。

ランキング気にし過ぎる選手をよく見ます。特に多いのが最初からあきらめている選手・・・「〇〇選手には勝てない」という言葉・・・


競技会ではその競技会での順位が決まりますが、陸上競技短距離(ハードルを含むレーンに分かれて行う競技)は記録が先、その記録を他の選手と比べて順位が決まるものです。

周りに惑わされ、集中できず記録が悪ければ順位は悪くなります。

エントリ―人数が多く、割合で考えると決勝まで進出できる選手は少なく、厳しい戦いになるかもしれませんが、自分ができることをきちんと行いましょう。

中学生ではある大会で大きく自己記録を更新する選手もよくいます。

自分を信じて。目指すは自己記録更新。

頑張れ若きアスリート!!

 


注意:本記事で使用している記録、順位、人数などは、陸上競技マガジン社運営のサイト「陸上競技ランキング」の情報を引用しています。全中本大会のランキング表やスタートリストなどと異なる場合もあります。

 

 

全中の出場条件などは次の記事をご覧ください。 

 


 

 

 第44回全日本中学校陸上競技選手権大会の公式サイトはこちらです。

kumamotozentyu2017.com

 

  過去の記事一覧f:id:usariku:20170501233717p:plain

速度などで見る200m ~スタートからフィニッシュまで~

f:id:usariku:20170504075658p:plain陸上競技の100mでは、フィニッシュまでトップスピードで走り切ることができないことを過去の記事で読みましたが200mではどうなのでしょうか?

 

 

 

まず100m、トップアスリートでも100mを走っている間でトップスピードが出ているのは45m~65m前後の地点、

桐生祥秀選手、山縣亮太選手、ケンブリッジ飛鳥選手が2016年に国内で走った100mで、速度分析が行われたレースから各選手1レースを見ると、
フィニッシュ地点での速度はどの選手も最高速度より、桐生選手は 5.77%低下、山縣選手は 3.95%低下、ケンブリッジ選手は 3.34%低下していました。

このことの詳しい記事は、 


この100mでの速度低下、参考にした資料「陸上競技研究紀要Vol.12,2016」を見る限り、他のレースや他の選手全てが最高速度到達以降は低下しており、その途中で上昇することはありません。フィニッシュに向かって低下する一方です。100mを最後までトップスピードで走り切ることができる選手はいないのです。

 

では200mの場合はどうなのか、日本陸上競技連盟が発行している「アスリートのパフォーマンス及び技術に関する調査結果データブック2016年度版」「陸上競技研究紀要Vol.12,2016」のデータを引用あるいは参考にまとめてみました。

その資料に200mの速度分析があります。
簡単に説明すると、選手のスタートからある地点毎の通過タイムを測定し、速度(1秒間に何メートル進んでいる)などを算出したものです。

 

その測定地点は()内は目印になるトラック上のマーカー(位置を示す印)、
・20m(400mハードルの6台目)
・55m(400mハードルの7台目)
・80m(400mハードルの8台目、4×100mリレー第4走者の加速ライン(ブルーライン))
・100m(4×100mリレー第3から第4走者のテイクオーバーゾーン(バトンゾーン)の中央)
・121.5m(100mハードルの2台目)
・149.42m(100mハードルの6台目)
・181m(100mハードルの9台目)
・200m(フィニッシュタイム)
です。
この地点、半端な位置に見える部分もありますが、競技会時に都度距離計測をする必要がないトラック上のマーカー(位置を示す印)を使用しているためです。

 

この各区間での最高速度、フィニッシュ時(181m~200m区間)の速度、ピッチ(脚の回転数)、ストライド(歩幅)などの例は次表のとおりです。
2016年5月3日に開催された静岡国際陸上競技大会での飯塚翔太選手(ミズノ)とサニブラウン・アブデル・ハキーム選手(東京陸協)、世界選手権ロンドン大会に出場の2選手のデータです。

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このデータあくまで各選手のある1レースを見たもので、同じ選手でも異なるレースでは、選手のコンディションや天候などの条件により値が変わってきます。


最高速度到達地点、これはそのレースで最高スピードが出ていた区間(スタートからの距離)です。その時の速度(最高速度)は1秒間に何メートル進むか(秒速何メートル)で表しています。

両選手とも55m~80mの区間で最高速度がでています。

飯塚選手 10.82m/秒、サニブラウン選手 10.74/秒です。

181m~200mの区間での速度はほぼフィニッシュ地点での速度と考えられます。
両選手も最高速度より低下しており、
飯塚選手は ー1.23m/秒(11.38%減)、サニブラウン選手は ー1.49m/秒(13.895%減)の低下です。

この速度低下、今回参考にした資料を見る限り、他のレースや他の選手全てが最高速度到達以降は低下しており、その途中で上昇することはありません。フィニッシュに向かって低下する一方です。

これは100mの時と同じ結果です。

ただし100mでトップスピードが出ているのは45m~65m前後の地点だったのに比べ、55m~80m区間と少し区間がスタート地点より遠くなっています。

速度低下率は100mの3~6%程度に比べ、11%~14%程度と大きくなっています。

 


ピッチは、飯塚選手が最高速度到達地点(区間)での4.82歩/秒が181m~200mの区間では3.87歩/秒、サニブラウンが最高速度到達地点(区間)での4.47歩/秒が181m~200mの区間では3.69歩/秒と、両選手とも大きく低下しています。
表には記されていませんが、最高速度到達地点以降フィニッシュに向けて低下の一方です。

一方、ストライドはほとんど変化がありません。

両選手ともストライドは維持、ピッチの落ちが速度の低下につながっていると推測できます。

速度、ピッチの大きな低下、これは200mと距離が100mより長いためだと考えられます。

参考にした資料を見る限り、速度、ピッチの低下率は100mよりも個人差は大きいです。

最高スピードを上げることも重要ですが、この低下率を少なくすることも100mより記録に大きく影響すると思われます。

200mの選手は、この低下率をいかに減らすかを課題に日々研究し練習に取り組んでいるものなのです。

 

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全中、全日本中学校陸上競技選手権大会でもスタート時の号砲音に電子音を採用

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全中、第44回全日本中学校陸上競技選手権大会ではインターハイと同様に、スタート時の号砲音に電子音が採用されます。

 

 

 

大会公式サイトに「大会で使用するスタート時のピストル電子音について」という「お知らせ」があります。

その内容、

第44回全日本中学校陸上競技選手権大会では、スタート時に電子ピストルを使用します。 ピストルの電子音のサンプル動画を公開いたしますので、ご参考いただけますようお願いいたします。 


次のリンクで大会公式サイトで公開している電子音のサンプル動画を見る(聞く)ことができます。

大会で使用するスタート時のピストル電子音について | 第44回全日本中学校陸上競技選手権大会 IN 熊本

 

サンプルを聞いてみましたが、実際にインターハイなどの現地競技場で聞いたものと若干異なる気がします。

試聴する機器によっても違って聞こえるようです。

慣れない人もいると思いますが、とにかく「鳴れば出る」がスタートの基本です。



電子音に関する記事です。 

 

  過去の記事一覧f:id:usariku:20170517002941p:plain

   

全中、全日本中学校陸上競技選手権大会の短距離・ハードル競技は厳しい戦いか?

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日本陸上競技選手権、日本学生陸上競技個人選手権大会(個人インカレ)、高校総体インターハイ)が終わりました。そして中学生にとって国内最高の大会のひとつである全中、平成29年度全国中学校体育大会・第44回全日本中学校陸上競技選手権大会の開幕まで後10日程となりました。

 

 

 

 

 

平成29年度全国中学校体育大会・第44回全日本中学校陸上競技選手権大会(以下「全中」)は、

平成29年8月19日(土)~22日(火)、
熊本県民総合運動公園陸上競技場 えがお健康スタジアムで開催されます(19日は開会式のみ)。

全中の出場権を得る方法は標準記録到達(突破)方式です。

 

全中の出場条件などは次の記事をご覧ください。 

  

 

 

全中には標準記録到達(突破)で出場権が得られますが、インターハイ都道府県を細分化した地域予選、都道府県大会、地区(近畿地区、東海地区など)大会のそれぞれで上位何位あるいは何名かが上位大会に進出できる勝ち上がり方式を採用しています。

勝ち上がり方式の場合、本大会(全国大会)に進出する人数も決まっているため、本大会の競技日程も変更がほとんどなく、次ラウンド(予選→準決勝→決勝)への進出条件もほぼ決まっています。

ただし、地区により記録のレベル差があることがあり、インターハイ本大会でも種目内の記録差が大きくなることがあります。

一方、標準記録到達(突破)では、記録で選出されているためそれより記録が低い選手の進出はありません。ある意味平等な進出条件です。

しかし、標準記録到達(突破)者が多い場合、全中本大会でも予選組数が増え、次ラウンド(準決勝)への進出も厳しくなります。


全中の競技日程が公開されましたが、男子100m男女200m男女ハードル競技は、前年(2016年)より組数が増えています

前年との組数の比較、予選から準決勝に進出できる条件をまとめてみました。

 

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進出条件の見方は、例えば「1着+13」という場合は、各組1着の選手と2着以降の全選手の内記録上位13名準決勝に進出できるということです。

組数の増加を見ると、男子200m2組男子100m女子200m男女のハードル競技が3組増加しています。

単純に前年より増加した組数分の人数が増えたとした場合、増加の組が全て8レーン使用8名)とすると2組では16名3組では24名選手数が増えたことになります。

9レーン全てを使用(9名)なら2組では18名3組では27名増えたことになります。

これはかなりの増加です。エントリー選手数が増えたので、予選から準決勝に進出するのも狭き門となりました。

100m、200m、ハードル競技では男子200m以外は、着順で準決勝に進出できるのは各組1名です。

ただし2着以降でも記録上位で準決勝に進出できる可能性はあります。組で3着や4着、場合によっては5着でも記録上位の中に入ることがあります。

それを示しているのが女子100mです。
昨年と組数は同じなのに準決勝進出条件が「2着+2」から「1着+13」にかわっています。


次の表をみてください。昨年の予選の記録(一部抜粋)です。

 

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「2着+2」だった昨年は、各組2着黄色背景の2選手が記録上位2名で準決勝に進出しています。

この場合、桃色背景の4選手が、2組、3組、6組、9組の2着選手より記録が良いのに準決勝に進出できません

これが「1着+13」なら、水色背景、黄色背景、桃色背景の選手が準決勝に進出でき、1着を含む全体の記録上位24名が準決勝に進出できることになります。
予選が組5着の選手でも準決勝に進出できるケースがあります。

「2着+2」よりは精度が上がると判断して「1着+13」に変更したのだと推測します。

しかし実際には、記録(タイム)だけでの比較です。風力は考慮できません。

昨年の場合も8組だけが、追い風2.9m/秒と強い風が吹いています。
仮にこの組の時に強い風が吹いていなかったならば、4着と5着の選手は記録が遅くなり「+13」に入らなかった可能性が高く、11組の赤字、4着と5着の選手が準決勝に進出していた可能性が高かったと思われます。

また逆のケース、どこかの組だけが向かい風が強く、1着の記録が「+13」の13番目の記録より悪くても準決勝に進出できることもあり得ます。

現状では風力まで考慮しての次ラウンド進出条件を決めるのは困難です。

風の運不運はあるかも知れませんが、1着でなくても準決勝に進出できる可能性はあります。

全中に出場される皆さん、目標は大きく上を目指し頑張ってください。

 


 

次の記事はインターハイを例に書いていますが、全中にも当てはまることが書いてあります。参考にしてください。 

 

 

 第44回全日本中学校陸上競技選手権大会の公式サイトはこちらです。

kumamotozentyu2017.com

 

  過去の記事一覧f:id:usariku:20170501233717p:plain

世界陸上100mに学ぶ ~スタートの準備~

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世界陸上競技選手権大会、100mが終わりました。
日本人選手の活躍やボルト選手の100mラストランが注目されましたが陸上競技の短距離種目を行っている人にはいろいろと学べたこともあったと思います。

 

 

 

 

私が参考になったことのひとつが短距離(100m)のスタート前の準備です。

スタートのルールなどに関する記事は次のものを参照ください。


 

日頃競技会で出発係という、選手にスターティング・ブロックのセットや試走の指示、選手を集合線に並ばせる、「On your marks」の合図での手のつき方などが正しいかを確認、スタートのやり直しがあったときにはグリーンカードやレッドカード(赤黒カード)を出すなど競技直前の選手に直接接する審判員を行うことが多くあります。

その審判員を行っているときによく見かけるのが、スターティング・ブロックのセット後の試走に時間を掛け、長い距離を走る選手が多いことです。


スターティング・ブロックセットすること自体は慎重に行って構わないことです。

世界選手権ではメジャーでスタートラインからの距離を計っている選手もいました。

 

問題はこの後の試走です。

これは、セットされたスターティング・ブロックが正しくセットされたかどうかを見るためで、実際にスターティング・ブロックを使いスタートを試し、そのまま少し走ることです。

ここで本番と同じようにかなり長い時間を掛けスタート姿勢(「On your marks」から「Set」の姿勢になるまで)になり、かなり力の入ったスタートを行い長い時は50m以上、60m、70m程度も走る選手をよく見かけます。

長く走ってスタートラインに戻るのもゆっくり歩き遅い選手がいます。

これは良くないです。あくまでもブロック合わせです。

既に準備ができて待っている他の選手に迷惑ですし、大会進行の妨げにもなるのでやめてもらいたいです。

指導者の立場で言うと、力強いスタートで長い距離を走る、これはかなり筋力を使うのでやらせなくない行為です。

  

大会によってはこの時間をたっぷりとってあり、行うこと自体は問題ない場合もありますが、逆に「スターティング・ブロックをセットした際に走れる距離は〇〇m以内にすること」などと競技注意事項に記載し長く走ることを禁止している場合もあります。

  

世界選手権での選手たちのこの様子を注視してみました。

ほとんどの選手、軽くスタートし、長くても40m程度しか走りません。それもゆっくりと。中には20m~30m程度しか走らない選手も多数いました。

トラック上45m前後の地点に長い距離を走ることを制止するための競技役員を配置していましたが、そこに達する選手はほとんどいませんでした。

各選手、スターティング・ブロックの確認をしているのです。

世界のトップアスリートのこの様な試走、ぜひ見習ってもらいたいものです。

 

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世界陸上・ロンドン ~計測機器などのこと~

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第16回世界陸上競技選手権大会・ロンドンのオフィシャルタイマーはセイコー(SEIKO)です。競技場の中の様々なところに「SEIKO」の文字を見かけます。

 

 

 

 

世界陸上競技選手権のフオフィシャルタイマーはセイコー(SEIKO)、セイコーのサイトでは「タイマー」という表現を行っていますが、計測機器や表示機器など記録に関わるもの全般のことです。

これまでニシ・スポーツの商品などを記事にしてきました。多くは同様の役目を果たすものですが、デザインなどセイコーならではの特徴もあります。

ニシ・スポーツの関連記事はこちらから、  


 

セイコーのサイトに世界陸上で使用している機器類などを解説したページがあります。わかりやすくできていますので参考にしてください。

www.seiko.co.jp

 

 

セイコーにあってニシ・スポーツにない計測機器があります。

それは、セイコーのサイトでも紹介している走幅跳三段跳のビデオによる計測です。

この計測方法、日本国内大会でも使用していることがあります。
砂場に計測に関わる競技役員が誰もいないときです。

 

ただし、ニシ・スポーツは計測機器類以外にも多くの用具類を扱っています。その点はセイコーにはない特徴です。 

 

セイコー世界陸上に関する特設サイトでは、他にも面白いものがあります。

www.seiko.co.jp

 

計測方法などを知って、競技をみるのも面白いものです。

紹介の記事やサイトを見て世界陸上を楽しみましょう。 

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Result(競技結果)に出てくる略語・略号など ~世界陸上・フィールド競技編~

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第16回世界陸上競技選手権大会・ロンドンのフィールド競技のResult(競技結果)に出てくる略語・略号などについて。

 

 

 

 

世界陸上競技選手権のフィールド競技のResult(リザルト:競技結果)に出てくる略語・略号の紹介です。

 

f:id:usariku:20170423184004p:plain フィールド競技の英語名()内は略語

走高跳High Jump(HJ)
棒高跳Pole Vault(PV)
走幅跳Long Jump(LJ)
三段跳Triple Jump(TJ)
砲丸投Shot Put(SP)
ハンマー投Hammer Throw(HT)
やり投Javelin Throw(JT

 

f:id:usariku:20170423184004p:plain 略語・略号

PB:(Private Best)自己最高記録
SB:(Season Best)シーズン自己最高記録
NR:(National Records)国内記録(日本の場合は日本記録)
WR:(World Record)世界記録
CR:(Championship Records)大会記録

 

Q:(Qualified)予選通過標準記録突破による決勝進出者
q:(qualified)事前に決められた予選通過標準記録を突破した競技者がいなかったり、必要数に満たなかったりした時に予選成績により追加補充された決勝進出者

 

DNS:(Did Not Start)欠場

 

:(Cleared)成功・有効試技(走高跳棒高跳
×:(Failed)失敗・無効試技
ー:(Pass)パス
r:(Retired from competition)試合放棄(離脱)
NM:(No mark recorded、no valid trial recorded )記録なし

ー(パス)とr(試合放棄、離脱)の違いについて。
ー(パス)はその回の試技を行わないことです。その後の試技は行うことができます。r(試合放棄、離脱)はそれ以降の試技は行わず競技を終えることです。それまでの試技内容で結果が決まります。

 

 

世界陸上の競技日程・スタートリスト・競技結果は次のURLです(大会公式サイト)。

IAAF World Championships London 2017 Timetable by day | iaaf.org

 

過去の記事一覧f:id:usariku:20170517002941p:plain

Result(競技結果)に出てくる略語・略号など ~世界陸上・トラック競技編~

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第16回世界陸上競技選手権大会・ロンドンのトラック競技のResult(競技結果)に出てくる略語・略号などについて。

 

 

 

 

世界陸上競技選手権のトラック競技のResult(リザルト:競技結果)に出てくる略語・略号の紹介です。

 

PB:(Private Best)自己最高記録

SB:(Season Best)シーズン自己最高記録

NR:(National Records)国内記録(日本の場合は日本記録)

WR:(World Record)世界記録

CR:(Championship Records)大会記録

 

Q:(Qualified)順位による次ラウンド通過者

q:(qualified)記録による次ラウンド通過者

 

DNS:(Did Not Start)欠場

DNF:(Did Not Finish)途中棄権

DQ:(Disqualified)失格

 

 

その他のリザルトの見方

項目「ms」は、Milliseconds

大会公式サイトでは英文で  shown when two or more competitors finish with the same time down to hundredths of a second と説明されています。

これは、100分の1秒の記録が同記録の選手が複数名いるとき、1000分の1秒で記録を比較し順位を決めるというでとです。
その際の1000分の1秒を示すのがこの項目です。1000分の1秒も同じ場合は同着となります。
100mのリザルトにいくつか出ています。
例えば男子100m予選1組、4着と5着の選手が共に10秒24で同記録ですが、1000分の1秒は4着が .234(10秒234) 、5着が .240(10秒240)で順位に差があるとしています。

項目「Reaction Time」(略して「rt」と記すこともある)はリアクションタイム、スタートの号砲から反応開始(スタート動作を開始)するまでの時間。これが0.100秒より早い時は不正スタート(通称:フライング)、マイナス数字の場合は号砲が鳴る前にスタート動作を開始したとして不正スタートになります。
DQ(失格)で0.100秒より早いあるいはマイナスの場合は不正スタートと見ることができます。
例えば男子100m予選4組、予選5組に該当する選手がいます。

記録計測、スタートに関係する過去の記事 

 

 

 

日程・スタートリスト・競技結果は次のURLです(大会公式サイト)。

IAAF World Championships London 2017 Timetable by day | iaaf.org

 

過去の記事一覧f:id:usariku:20170517002941p:plain

世界陸上、男子100mの予備予選

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第16回世界陸上競技選手権大会・ロンドンの競技日程、スタートリストを見ると男子100mに「Preliminary Round」というものがあります。これは・・・

 

 

 

 

ロンドン現地時間4日19時、日本時間5日3時に競技開始の男子100mは「Preliminary Round」となっています。これは予備予選です。

この予備予選、ルールにきちんと規定があります。

そのルール、

予 選
1. トラック競技における予選は、参加競技者が多数のため、決勝1回では満足に競技が運営できないときに行う。予選ラウンドを行う場合、全競技者が参加し、予選によってつぎのラウンドに進むようにしなければならないが、例外として第1条1⒜⒝⒞⒡の競技会ではIAAFもしくは地域陸連の裁量で競技会の参加標準記録に達していない競技者に限定した予備予選を実施しても良い。

というものです。記述の中の「第1条1⒜⒝⒞⒡の競技会」の中に世界陸上競技選手権大会が含まれています。(IAAFとは国際陸上競技連盟のこと)

このルールに記述の例外が予備予選のことです。
予備予選に出場できるのは参加標準記録に達していない競技者だけです。

予備予選のスタートリストが次のURLです。

100 Metres Startlist | IAAF World Championships London 2017 | iaaf.org

 

ご覧いただくとわかりますが、選手の100mのSB 2017(2017年シーズンベスト記録)、参加標準記録10秒12に達していません(空欄の選手もあり)。

この予備予選に日本代表選手は登場しません。日本代表選手が登場する男子100m予選は日本時間5日4時20分競技開始です。お間違えなく。

日程・スタートリスト・競技結果は次のURLです(大会公式サイト)。

IAAF World Championships London 2017 Timetable by day | iaaf.org

 

過去の記事一覧f:id:usariku:20170517002941p:plain